茨城県の一級建築士事務所 ｜ 建築設計 住宅設計 店舗設計 公共事業

先週、阿見町にある予科練平和記念館に見学に参りました。目的は、以前にも見学に
行っておりますが、建物がどの程度汚れているか自分の目で確認したい思いでした。
しかしながら建物は、以外にもあまり汚れておりませんでした。前回から１０年程経過し
ており、私のイメージでは、もう真っ黒ではないかと思っておりました。これは施設の管
理が良のであろうと推察いたしました。庇のない建物ですが、管理が良ければ綺麗に
維持できる事に関心いたしました。一般の住宅もオーナーが維持管理をしっかり行なえ
ば綺麗に住み続ける事ができると思いますが、国民性でしょうか、ほとんどの家は、完成
以後メンテナンスは行なわず汚れ放題になります。・・・残念なことです。

予科練平和記念館

下の魚雷の説明

この魚雷で人が一人乗って突っ込みました（終戦前）

水戸市芸術館は、何度と無く施設を利用させて頂いておりますが、先日ある団体の
イベントで、施設の係りの案内で施設の裏などを見せて頂くことがあり、施設を再認識
する事ができました。演劇ホールの舞台装置の構造やパイプオルガンのパイプの数、
さらには、東日本大震災のと時のエピソード、施設のデザイン上の考え方など参考に
なる話が聞けました。さすが世界的建築家の磯崎　新氏の作品　建築に哲学が見え
る思いがいたしました。

正面２階部分がパイプオルガンです

先日、水郡線常陸太田駅舎に始めて入りました。もう、竣工して何年も過ぎるのに
入る機会に恵まれず、今日になってしまいました。入ってみると広い空間に高校生
が数人ベンチに腰を掛けており電車を待っているようでした。水郡線の、駅舎にしては
立派な駅舎でしたが待合室が広い割りにお客の数が少ないのが気になりました。
同じ水郡線の駅でもある上菅谷駅とついつい比べてしまいます。

常陸太田駅（西側より）

ゴールデンウィークも後半戦を迎えた５日、常陸大宮の川プラザへラーメンを食べに
行きました。さすがにゴールデンウィークでアクセス道路の国道１１８号線は渋滞で３㌔
位の距離を３０分もかかり到着、目的のラーメンを食しました。見かけは「そば」ですが
味は昔懐かしい中華そばの味で素朴で旨い、旨い、道の駅にしては当りの一品でした。
一頻り川プラザを見回り、次の目的地である「三太の湯」へ向かいました。

そばでしょう？

いえ　これはラーメンです

芝桜が綺麗に咲いて気持ちの良い日でした

４月２１日水戸市体育館（水府町）で大相撲の水戸場所が行なわれ、私も観戦
いたしました。本場所と違い多くのイベントが盛り込まれており楽しんで参りまし
た。特に印象的であった事は、関取が小さな子供さんを肩に担ぎ土俵入りした
後景でした。関取の大きな体と子供の小さな体が関取の大きさを助長させて
いたことである。人間は精進することで、あそこまで変わる事ができるのかと思
ったしだいです。

希勢の里の幟があります

関取が子供を肩で抱っこしている

関取の後姿

藤森照信展３回目のアップとなります。今回は、特殊な建築で屋根や壁から木が
生えたり突き出たり、又は、草が生えている、どれも独特な形状をしたもので、
非常に味のある建築であると私は思います。
無機質な建築が世の中を席捲している現状に、悲痛な思いです。ただただ残念・・・
もう少し温かみのある、人に優しい建築は少数派なのでしょうか？

自然木が屋根を力強く貫いています

外壁は金属板張り

屋根や外壁の継ぎ目より草が生えている

外壁の黒い縦の部材は木の表面を焼いて強くしている

外壁を金属板で張っている

屋根に草を取り付けている

内部はこのようになっております

どれも個性的で本当に味のある建築と思います。
まだ、紹介したいのですが、この辺で終わりにいたします。
世の中に、このような建築もあると言うことを、皆様に知って
いただければ幸いです。

前回は自然木に小屋を乗せた作品でしたが、今回は、茶室をアップいたします。
茶室と言う極小の空間の中に茶の湯の作法を行なうのに必要のない無駄を極力
削ぎ落とした設えの中に小宇宙を創出した作品などあります。

どんな設えでも茶室は茶室です

茶室の中には人が４人おります

展示場に設置された茶室

これも茶室、人によりスケールが見える  

どうでしたか？まだ、パート３　があります。

先日、水戸市の芸術館で開催されている、藤森照信展を見る機会があり、２時間程
見学してまいりました。展示は、写真パネルと模型それから実物の椅子やテーブル
などが展示されておりました。建築家の創るという情熱や遊び心などが、ひしひしと
伝わる作品がそこここに展示されておりましたので写真をアップいたします。

２本の自然木に小屋を乗せている

一本の木に小屋を載せている

車輪の付いた小屋

まだまだありますが、後日アップいたします。

今年も笠間市の伊藤豊雄さん設計の「笠間の家」において、茨城学生建築展が行なわれ
スタッフとして行って参りました。茨城県内にある建築関係学科の在る学校に在籍する
学生さんの出品された作品が所狭しと展示されており、参加者の熱意が感じられました。

大学生の作品

県南　専門学校生の作品

同上

県央　専門学校生の作品

同上

工業高校生の作品

工業高校生が作成した実物の模型

私が３３年程前に担当したギャラリー（まだ残っています）＊展示場のすぐ隣でした

先日、東京ビックサイトで行なわれた「住まいの　耐震博覧会」と言うイベントに
行き住宅に関する色々な技術や商品を見て参りました。その中で気になった物
が写真の木軸床貼工法用の接着剤です。今までの接着剤ですと根太に床材を
貼と、根太と床材を剥がす時（リフォームなどで）接着剤がこびり付き剥がすのに
大変な手間が掛かりますが、この接着剤ですと簡単に取り除けるそうです。
住宅をリフォームする時便利な材料と思います。将来を見越して家を新築する
際、採用しておくと将来綺麗にリフォーム出来るのではないかと思います。

住まいの耐震博覧会　会場

接着剤（２通りの使い分け）